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文科省 ユネスコエコパークに福島・只見と南アルプスを推薦

ユネスコエコパークに推薦される福島県・只見はブナなどの原生林が広がり、自然と人間の調和のとれた生態系が形成されている(撮影: contri)

 文部科学省は4日、「ユネスコエコパーク」に福島県・只見と南アルプスを新規推薦し、すでに登録されている志賀高原について登録面積の拡張申請することを決定した。

 

 世界自然遺産が自然地域を保護・保全するのに対し、ユネスコエコパークが保護するのは「生態系」と「自然と人間の共生関係」。

 

 これまで世界117カ国・621地域(2013年5月現在)がユネスコエコパークに登録されているが、国内ではこれまで、志賀高原(長野県)、白山(石川県など)、大台ケ原・大峰山(奈良・三重県)、屋久島(鹿児島県)、綾(宮崎県)の5件が登録されている。

 

 今回登録申請を行なうのは、福島県・只見町を中心とする総面積7万8032ヘクタールと、山梨県・長野県・静岡県の3県10市町村にまたがる総面積30万2474ヘクタールの南アルプス。

 

 只見は、豪雪が作り出す雪食地形の上に作り出されたブナなどの広大な原生林があり、南アルプスは3000メートル級の山々がそびえ、多くの固有種が生息する一方で、富士川水系、大井川水系、天竜川水系ごとに固有の文化圏が形成されて、人間と自然が調和した生態系が作られている。

 

 只見・南アルプスの両候補地は、日本ユネスコ国内委員会からユネスコに推薦状が提出され、2014年6月にスウェーデンで開催されるユネスコ「人間と生物圏(MAB)計画」国際調整理事会によって登録の可否が決定される。

 

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