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IHI「津波救命艇」初受注 高台ない地域や高齢者の避難に

IHIの開発した津波救命艇の試作艇(IHIプレスリリースより)

   重工業メーカー・IHI(本社・東京都江東区)は、高台や高い建物がない地域で津波に襲われた際に避難できる「津波救命艇」を初めて受注した。素早く避難することが困難な高齢者や幼児の津波対策にも活用できるという。


   IHIによると、津波救命艇は長さ8.4メートル、幅3メートル、高さ3.1メートル。定員は25人で、座席とトイレがある他、水や食料や医薬品などを備えている。また、津波に流されて時速36キロで建物などに衝突しても耐えることができ、転覆しても元の状態に戻る。


   昨年10月に国土交通省四国運輸局から開発・製造の委託を受け、今年3月に試作艇が完成。8月に同運輸局の基準に合格していると承認を受けた。初号艇を発注したのは旭食品(本社・高知県南国市)という。


   IHIは「実用艇として有効な津波防災対策に活用できる」として、今後3年間で400台の受注を目指している。

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