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台湾で飼い犬が狂犬病発症 日本への感染拡大懸念

狂犬病ウイルスの電子顕微鏡写真(出典: 米疾病予防管理センター CDC )

 農林水産省は11日、今年7月16日に52年ぶりにイタチアナグマから狂犬病が検出された台湾で、ついに飼い犬1頭が狂犬病を発症したと発表した。

 

 台湾は日本と同様の世界でも数少ない狂犬病の「清浄地域」であったため、日本への感染拡大が懸念される。

 

 農水省の発表は台湾行政院農業委員会動植物検疫局の報告を受けたもので、同報告によると台湾南東部の台東県で8月14日に狂犬病に感染したイタチアナグマに咬まれた飼い犬1頭の狂犬病感染を確認したとのこと。

 

 台湾は52年間、日本と同じ狂犬病の「清浄地域」だったが、今年7月16日にイタチアナグマから狂犬病の感染が確認されて以降、これまでに南投県などを中心に124頭のイタチアナグマと1頭のジャコウネズミから狂犬病ウイルスが検出されているが、野生動物ではない「飼い犬」が発症したのは今回が初めて。

 

 農水省では、台湾で狂犬病が確認された7月中旬以降、台湾から輸入した犬などについては狂犬病の予防接種や血液検査を行なうよう対策を講じているが、日本と同様の「島国」で、52年間も「清浄地域」だった台湾で飼い犬にまで狂犬病が広がっていることから、日本への感染拡大が懸念されている。

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