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福島第一の井戸でトリチウム15万ベクレル 濃度35倍に上昇

   福島第一原発の地上タンクから汚染水が漏れた問題で、東京電力は14日、タンク北側の観測用井戸からこれまでで最高の1リットルあたり15万ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。観測開始から1週間で濃度は35倍も上昇している。


   東電によると、この観測用井戸は漏えいのあったタンクの約20メートル北にあり、13日に採取した地下水から1リットルあたり15万ベクレルを検出した。


   この観測用井戸では、調査を始めた8日の濃度は4200ベクレルだったが、その後、10日には海への放出基準の6万ベクレルを上回る6万4000ベクレルを検出。さらに、11日には9万7000ベクレル、12日には13万ベクレルと上昇を続けている。


   一方、タンク近くの排水溝では、14日に採取した水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり4000ベクレル検出された。この排水溝でも、12日は2400ベクレル、13日は3000ベクレルと濃度が上がっている。


   東電は、漏れた汚染水は地下に染み込んで拡散したとみているが、排水溝は海とつながっており、海への流出は「否定できない」としている。

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