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新幹線の耐震施策を公開 JR東海

 JR東海は9日、新幹線の防災に関する問い合わせが増加していることを受け、その耐震施策を公開した。同社が行っている新幹線の耐震施策は下記の通り。

・バラストの流出防止
線路の枕木の荷重を分散するバラスト(砂利)が、散乱しないように両サイドに壁を設置。

・盛土の補強
線路下の盛土をコンクリートや鉄パイプで補強して地盤沈下を抑制。

・高架橋の補強
高架橋のつなぎ目を金属で補強して地震によるずれを防ぐ。また高架橋の脚を金属で補強して耐震性を向上させる。

・脱線防止ガードの敷設
線路の内側にもうひとつ線路のようなものを敷設し、横揺れで片方の車輪が浮き上がっても脱線を防止する。

・脱線防止ストッパの設置
車両中央下に金属の突起を設置。脱線してもこれが脱線防止ガードにぶつかることで大きな逸脱を防ぐ。

 これらは高速で通過する場所に積極的に導入されており、今後は地震で強く長い揺れが想定される三島-豊橋間を中心に進める。工期は平成24年12月~同32年3月。費用は830億円。

 同社広報部は「耐震施策については、研究施設にて実機を使って検証を行っており、東海地震の想定震度の1.4倍でも耐えられるものとなっている」と話している。



 

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