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大阪などでヒートアイランド効果 5年間で最強に

 先月8月は日本列島が広く「異常高温」に見舞われたが、気象庁は24日、こうした天候を受けて、大阪、名古屋など近畿・東海地方の都市部では、「ヒートアイランド効果」が過去5年間で最大の強度になったと発表した。

 

 同発表によると、高気圧に覆われ、日照時間が長く、都市地表面の加熱が大きかったことなどから、今年8月の月平均気温は、大阪でプラス2.3℃、名古屋でプラス2.2℃、熊谷でプラス1.5℃などと平年より上昇し、特に近畿と東海地方ではヒートアイランド現象の強度が過去5年間で最大となっている。

 

 ヒートアイランド現象が著しかった大阪など近畿地方では、広く高気圧に覆われ、晴天だったことから、夜間の放射冷却現象により郊外では気温が下がったものの、都市部では建物などの影響で放射冷却効果が妨げられ、都市部と郊外の温度差が広がったとしている。

 

 また東海地方の都市部では、西寄りの風となったため、地形的に海風が入りにくい条件となり、気温上昇の抑制効果が低下したとしている。

 

 さらに関東地方では、風向が南寄りだったことから東京など沿岸部の都市の建物により風速が弱められ、埼玉県など内陸部へ海風が入りにくい条件になったことが、気温上昇の一因になっていると見ている。

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