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ダイヤモンド買え買え詐欺に注意を 相談件数2.8倍

 ダイヤモンドの購入を高齢者に持ちかけて大金をだまし取ろうとする詐欺の相談件数が増えている。消費者庁に寄せられた今年の相談件数は640件で、すでに昨年の2.8倍に上っているという。


 消費者庁によると、相談があった80代女性のケースでは、ダイヤモンド販売会社からパンフレットが自宅に届き、ほどなく別の会社から「パンフレットが届いていないか」「限られた人にしか届かない。代わりにダイヤモンドを買ってくれたら倍額で買い取る」などと電話があった。


 女性はダイヤモンド3石150万円分を購入。しかし、届いたダイヤモンドは粗悪品で、身代わり購入を持ちかけた会社とも連絡が取れなくなった。また、別の50代女性のケースでは、購入を断ると「あなたの代わりに1000万円をすでに支払った」と言われたという。


 こうした相談は昨年秋ごろから増え始め、昨年の相談件数が231件だったのに対し、ことしは8月末までに640件と急増している。被害にあった9割は60歳以上の高齢者で、うち8割を女性が占め、1000万円以上だまし取られたケースもあった。


 消費者庁は高齢者に「支払う前に周りの人や消費生活センターに相談を」と呼びかけるとともに、家族にも「高齢者の被害防止には家族の協力が不可欠」と、日頃から気を配るよう促している。

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