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安倍首相「他力本願の平和主義」を批判 観閲式

自衛隊記念日観閲式で訓示する安倍晋三首相(10月27日 出典:首相官邸HP)

 安倍晋三首相は27日、自衛隊観閲式で訓示を行ない、「平和は他人の力によってもたらされるものではない」などと述べ、「他力本願の平和主義」から、安倍政権の推し進める「積極的平和主義」への転換を強調した。

 

 この訓示で安倍首相は、木村篤太郎初代防衛庁長官の「世界の平和も、またわが国の平和も、座して得られるものではなく、平和を希求する各国民の不断の努力によって実現される」との昭和29年の訓示を引用し、「平和は他人の力によってもたらされるものではない。私たち自身の力で実現するほかない」と述べた。

 

 さらに安倍首相は、「『平素は訓練さえしていればよい』とか、『防衛力は、その存在だけで抑止力となる』といった従来の発想は、この際、完全に捨て去ってもらわねばなりません」と述べ、自衛隊に対し、有事の際に、十分に実戦能力を持ちうる集団となることを求めたほか、尖閣諸島周辺における中国の海洋進出を念頭に、「力による現状変更は許さない、とのわが国の確固たる国家意思を示す」としている。

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