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これまでで地球に最も似た太陽系外惑星を発見

太陽から至近距離の軌道を公転する「ケプラー78b」の地平線には不気味で巨大な太陽を見ることができるだろう(イメージ図 出典: NASA/JPL-Caltech)

 米航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡を使って発見された「太陽系外惑星」が、大きさ、質量、組成などの面から、これまで発見されている惑星の中で、最も地球に似通っていることが判明したとする米欧の研究チームの論文が、31日付けの英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

 

 この「太陽系外惑星」は、地球からはくちょう座の方向に700光年離れた場所にある「ケプラー78b」で、その大きさは地球の1.2倍で質量は1.7倍超。

 

 その大きさと質量から「ケプラー78b」は、地球と同様に、主に岩石と鉄でできていると考えられる。

 

 これまでに見つかっている「太陽系外惑星」の多くはガスをその主要な組成成分とした地球より何倍も大きいもの。

 

 今回初めて、地球と大きさ、質量、組成の面で極めて似通った太陽系外惑星が発見されたわけだが、残念ながら、この惑星は、その太陽(われわれの太陽よりやや小さいが)から「太陽1個分」しか離れていない至近距離の軌道を8時間半で「公転」しているため、表面温度は3000度近く、われわれが知っているタイプの「生物」が存在する可能性は低いと見られる。

 

 この「ケプラー78b」は、最初にNASAのケプラー宇宙望遠鏡で発見され、その後、地上の望遠鏡による研究者たちの観測が続けられてきた。

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