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即時避難の基準「毎時500マイクロシーベルト」 原子力規制委員会

 原子力規制委員会の有識者による災害対応検討チームは21日、緊急時の避難などをテーマにした会議を開き、原発事故で住民を即時避難させる基準を毎時500マイクロシーベルトとまとめた。

 

 この数値の根拠について規制委は、福島第1原発事故後の半径5キロ地点が毎時567~625マイクロシーベルトだったことを参考にしたと説明。また基準としては国際原子力機関(IAEA)の毎時1,000マイクロシーベルトもあるが、同原発事故でIAEAの基準に達していた場所は原発の敷地内だけだったことから、この値は高すぎるとしている。

 

 また、地域生産物の摂取を制限すると共に、1週間をめどに住民を一時移転させる基準については、事故発生から約1か月後に計画的避難区域となった福島県飯舘村の毎時22.7マイクロシーベルトを例に挙げ、毎時20マイクロシーベルトが適切とした。

 

 これらの数値は今後も検討が重ねられ、原子力災害対策指針の改訂などの参考にされる。

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