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災害時は清水寺へ 京都市が寺社と帰宅困難対策の協定締結

清水寺。まもなく大勢の観光客でにぎわう紅葉シーズンを迎える

   地震が起きたら清水寺へ━━。災害時に帰宅困難となった観光客の一時避難場所として、寺社や旅館を提供する協定を、京都市が締結した。観光客に特化した災害協定は全国初という。


   京都市は年間5000万人が訪れる日本有数の観光都市。それだけに、大規模な災害が発生した際の帰宅困難者も多数発生すると見込まれ、市は大地震の場合、最大13万人と想定している。


   そこで、市は特に観光客の多い清水・祇園、嵯峨嵐山を中心に、寺社や旅館、ホテルと災害協定を締結。行き場を失った観光客が仮眠を取ったり、ケガの応急手当てを受けられる「一時滞在施設」として、清水寺、天龍寺、東本願寺と旅館など計115施設を確保した。


   また、災害直後に観光客ら帰宅困難者が集まり、滞在施設などへ誘導する「緊急避難広場」として、高台寺や八坂神社、常寂光寺、清涼寺、円山公園など21ヶ所を指定した。


   京都市は12月末までに観光客を避難誘導する計画を策定し、今後もさらに協定を他の寺社などにも広げていきたいとしている。

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