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衛星画像 シンガポール級の氷山が誕生する瞬間 NASA

水観測衛星「MODIS」が撮影した「シンガポール級の巨大氷山」が誕生する瞬間(出典: NASA)

 温暖化により南極海に漂流を開始したシンガポールとほぼ同じ面積の巨大氷山だが、米航空宇宙局(NASA)は、この氷山が南極氷床から分離する瞬間の衛星写真を公開した。

 

 これは10日に、NASAの水観測衛星「MODIS」が撮影したもので、氷山の一部が、南極氷床最大の氷河「パイン島氷河」から分離して、南極海へと漂流を始める様子を撮影している。

 

 漂流を開始した氷山は、35キロ×20キロの大きさで、シンガポールやニューヨーク・マンハッタンと同規模の巨大なもの。

 

 このサイズになると融けてなくなるまでに1年以上かかり、南氷洋の国際航路にまで流れていき、タイタニック号のような「船舶事故」を引き起こす危険性が指摘されている。

 

 この氷山は2011年10月に、パイン島氷河先端の亀裂として確認されていたが、物理的に完全に氷河から分離したのは今年7月10日。

 

 それでも氷山は4ヶ月間にわたり、氷河の先端にとどまっていたが、今月10日、ついに氷河から分離して南極海への漂流を始めた。

 

 今後、英サウザンプトン大学などの研究チームが、この氷山について人工衛星からのデータを使い、追跡調査を行なうとともに、その進路を予測することにしている。

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