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40億年前の火星は「水の惑星」 再現CG動画を公開 NASA

「水の惑星」だった40億年前の火星を再現したCG動画(出典: Michael Lentz/NASA Goddard Conceptual Image Lab)

 米航空宇宙局(NASA)は18日(現地時間)に火星探査機「MAVEN(メイバン)」を打ち上げるが、それに先だって、今から40億年前、まだ地球のような「水の惑星」だったころの火星の姿を再現したCG動画を公開した。

 

 火星は41〜38億年前にその大気を失っていったが、それまでは地球と同じように表面の多くが水で覆われ、気温も温暖な、生物が誕生し、生息するのに最適な惑星だった。

 

 火星探査機「MAVEN」の主な目的は、火星の大気が失われた理由を探ること。

 

 大気が失われた理由の一つとして、太陽から放射されるプラズマの嵐、つまり「太陽風」により大気の原子がはぎ取られていったとの仮説がある。

 

 地球もまた「太陽風」にさらされているが、地球には「磁力圏」があり、この太陽風の影響から地球を守っている。

 

 しかし火星は、何らかの理由で、その「磁力」を失ったために、もろに太陽風の影響を受け、大気をはぎ取られ、現在のような荒涼とした「赤い惑星」になった可能性がある。

 

 そのため「MAVEN」では、火星の周回軌道を回りつつ、現在の火星の「磁場分布」などを調査し、火星が「死の星」になった原因を究明する。

 

 今回、公開された動画は、青い空と白い雲、湖や川や海、まるで地球のような「水の惑星」だった「在りし日の火星」を、これまでの調査をもとに再現している。

 

 「MAVEN」は18日(現地時間)にNASAのケープカナベラル空軍基地(米フロリダ州)から打ち上げられる予定で、約10ヶ月後の2014年9月中旬に火星の周回軌道に到達する。

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