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福島第一4号機 使用済み核燃料を初めて取り出しへ

4号機の燃料プールから燃料を取り出す作業(東京電力提供)

   東京電力は26日、福島第一原発4号機の燃料プールから強い放射線を出す使用済み燃料の取り出しを開始する。事故以来、原子炉建屋から使用済み燃料を取り出すのは初めて。


   4号機では18日から燃料の取り出し作業に着手していたが、すべて未使用の新しい燃料だった。

 

   22日までに22体の新燃料がプールの水中で「キャスク」と呼ばれる輸送用の容器に入れられ、キャスクごとクレーンで運び出された後、原発敷地内の「共用プール」に移された。


   東電は初回の取り出しを終えた後、作業の手順を検証。水中で砂やちりが広がって視界が悪くなったため、ポンプで吸引するなどの改善点はあったものの、「手順に特段問題はない」として、使用済み燃料の取り出し開始を決定した。


   使用済み燃料は4号機にある燃料1533体のうち、大半を占める1331体。従業員の被ばくやキャスク移送により慎重な作業が必要とされ、未使用の燃料を扱った初回よりも、作業日数は増える可能性がある。


   東電は、4号機のすべての燃料取り出しを来年末までに終える予定としている。

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