防災と災害情報のニュースメディア
  • 軍事

中国防空圏問題「厳正に対領空侵犯措置を実施」日米防衛相

 中国が尖閣諸島を含む東シナ海上空に「防空識別区」を設定した問題について、小野寺五典防衛相は27日、ヘーゲル米国防長官と電話会談を行ない、「防衛省・自衛隊は厳正に対領空侵犯措置を実施する」などと日本側の方針を説明した。

 

 同会談では、中国の「東シナ海防空識別区」設定について、「不測の事態を招きかねない、地域の安定を損ねる行為である」との認識で両防衛相が一致、同空域に尖閣諸島が含まれていることについて、小野寺防衛相が「あたかも『中国の領空』であるかのごとき表示をしており、まったく受け入れることができない」としたのに対し、ヘーゲル国防長官からは、「尖閣諸島には日米安全保障条約第5条が適用される」との発言があった。

 

 さらに小野寺防衛相から、「防衛省・自衛隊として、今後ともわが国周辺海空域における警戒監視活動に万全を期すとともに、厳正に対領空侵犯措置を実施する」と、日本側の方針を説明。

 

 ヘーゲル長官からは、「中国による本発表は、米国の地域における軍事行動の態様をいかなる形でも変えるものではない」との認識が示され、両防衛相は、中国による地域における現状変更の試みに対し、毅然かつ冷静に対処していくことで一致し、日米間で連携を強めていくことを確認した。

小野寺五典防衛相

小野寺五典防衛相

チャック・ヘーゲル米国防長官

チャック・ヘーゲル米国防長官

 あなたにオススメの記事

メニュー