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アイソン彗星 崩壊の危機?あす太陽に最接近

太陽圏観測衛星「SOHO」のコロナグラフが捉えたアイソン彗星(11月27日撮影 出典: ESA/NASA/SOHO)

 アイソン彗星は、29日(日本時間)に、太陽の表面から117万キロの近日点に到達するが、米航空宇宙局(NASA)からは、太陽からの距離が近過ぎ、彗星の核が崩壊している可能性がある、との懸念も出ている。

 

 しかし少なくとも27日(日本時間28日)現在、アイソン彗星は、まだその姿を保っており、ついに欧州宇宙機関(ESA)とNASAにより打ち上げられた太陽圏観測衛星(SOHO)の視野に、その姿を現している。

 

 SOHOに搭載された太陽のコロナを観測するための望遠鏡「コロナグラフ」の右下には、まるで巨大な怪物に一気に突き進む「小さな勇者」のようなアイソン彗星のひたむきな?姿がくっきりと映し出されている。

 

 中央の丸くマスクされた部分が太陽で、その周りに巨大な白い煙のように見えるのは、太陽から放出される高温のプラズマや高エネルギー物質の集合体である「コロナ質量放出(CME)」。

 

 アイソン彗星は、現在「急カーブ」を描きながら、太陽に急速に接近している。

 

 もし「崩壊の危機」を免れたなら、12月初旬には再び、われわれの前にその姿を現すはず。

 

 太陽系の果て、冥王星のさらに外側にあるといわれる彗星のふるさと「オールトの雲」から始まったアイソン彗星の「長い旅」は、今まさにクライマックスを迎えようとしている。

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