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福島第一 護岸の井戸から放射性物質130万ベクレル 過去最高

   東京電力は3日、福島第一原発の護岸に掘った観測用井戸の地下水からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり130万ベクレル検出されたと発表した。これまでで最高値という。


   東電によると、高濃度の放射性物質が検出されたのは、2号機の東側に掘られた「1-16」と呼ばれる井戸。11月25日に1リットルあたり91万ベクレル、28日に同110万ベクレルと濃度が上昇し、12月2日に採取した地下水で同130万ベクレルが出た。


   ベータ線を出す代表的な放射性物質ストロンチウム90の国の海への放出基準は同30ベクレルで、今回の値は4万3000倍以上にあたる。


   護岸の地下水の汚染を巡っては、5月下旬に別の井戸からトリチウムが同50万ベクレル検出されて以降、相次いで発覚した。


   地下の配管トンネル「トレンチ」から高濃度の汚染水が地中に漏れている恐れがあり、東電はトレンチ内の汚染水を除去。汚染された地下水が海に流出するのを防ぐため、7月から地盤改良工事を進めている。


   東電は今回の濃度上昇について、「トレンチの外の地中に放射性物質が残っている可能性がある」としている。

 

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