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火山新島 地理院地図で地形判読図公開 国土地理院

西之島火山新島の地形判読図(国土地理院HPより引用)

 国土地理院は11日、小笠原諸島・西之島沖の火山新島について4日に上空から写真撮影を行ない、インターネット上の「地理院地図」に地形判読図を公開した。

 

 同院によれば、新島の最も高い標高は4日時点で約27メートル、最も大きな火口は噴火開始当時からの新島南西部にある火口で、最も活発に噴出物を出しており、当初はこの火口が爆発的噴火を繰り返し、北西〜南東方向に長い「火砕丘(火口からの溶岩などが周辺に円錐状に堆積した地形)」を作ったとのこと。

 

 また噴火口については、写真で判読できたのは2カ所だが、古い溶岩の流れていく方向を解析した結果からは、もう1カ所溶岩流の噴出した中心があると見られる。

 

 さらに海岸沿いの一部や溶岩流の間の低い場所には、波の流れにより移動した「火山砕屑物」などにより砂州が形成されているとのこと。

 

 同院では、現況を理解してもらうために地形判読図を地理院地図に公開したが、まだ噴火活動により日々地形が変化している状態であり、正式の地図となる「地形図」として記載される段階には至っていないとしている。

 

12月4日に国土地理院が撮影した西之島沖の火山新島

12月4日に国土地理院が撮影した西之島沖の火山新島(国土地理院HPより引用)

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