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弾薬提供 日韓食い違い「韓国隊から自衛隊へ要請」官房長官

  国連南スーダン支援ミッション(UNMISS)に参加する韓国軍部隊へ自衛隊から弾薬を提供した問題で、韓国外務省は、UNMISSを通じて支援要請したと説明、また韓国国防省報道官は「弾薬は足りていた」などと発言しているが、菅義偉官房長官は、25日午前の記者会見で、当初は韓国軍部隊から直接、自衛隊に支援要請があったとの韓国側の説明とは異なる事実関係を明らかにした。

 

 同会見で菅官房長官は、「改めて事実関係を報告させていただきたい」とした上で、「日本時間の22日午前に、現地で韓国隊隊長から日本隊隊長に対して、『弾薬が不足している』として、弾薬の提供について要請があり、その数時間後に国連司令部から日本隊隊長に同主旨の要請があった」と、当初は、韓国軍部隊から自衛隊に直接要請があった事実を明らかにした。

 

 さらに菅官房長官は、「外交ルートでも22日の夕刻、在京韓国大使館から外務省に対して韓国政府の要請である主旨を確認している。そして(弾薬の)引き渡しは国連が行なったが、弾薬引き渡し後に韓国隊隊長から自衛隊隊長に対し、電話で謝意の表明があった。また韓国政府からは特段の謝意はない、これが現実です」と詳しく事実経過を説明。

 

  また韓国国防省の報道官が「弾薬は足りていた」などと発言していることについては、「まったく分かりません。でも現実的に私が申し上げたような形で要請があったわけだから、日本政府としても武器輸出三原則の問題があるから、そこは真摯に受け止めて、これは事務当局が、それこそ徹夜に近い形で法制局の中で見解をまとめ、ここは人道的、緊急的という形で決断した」と答えている。

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