防災と災害情報のニュースメディア
  • 医療技術

60年超ぶり?「デング熱」国内感染の可能性

 日本国内で60年以上発症例がなかった「デング熱」だが、昨年8月に日本を旅行し帰国したドイツ人患者のデング熱感染が確認されたとドイツ政府機関(ロベルト・コッホ研究所)から情報提供された問題について、厚生労働省は10日、「日本国内で感染した可能性は否定できない」との見解を発表した。

 

 デング熱は、狂犬病やツツガムシ病などと同じ「四類感染症」に分類され、蚊の一種ネッタイシマカヒトスジシマカが媒介する感染症。

 

 突然の発熱、激しい頭痛や筋肉痛などの症状が現れる。

 

 日本国内での感染例は過去60年以上にわたり認められていないが、ヒトスジシマカは日本でも北海道・青森県以外の全国に生息している。

 

 独政府によると、今回の感染例は51歳の女性で、昨年8月中旬から約2週間の日本旅行を終え帰国後、40度の熱、吐き気、赤い発疹などの症状が現れたとのこと。

 

 ちなみにこの女性の国内での旅程は、長野県上田市、山梨県笛吹市、広島県、京都府、東京都だったとのこと。

 

 厚労省では、感染場所の特定にまでは至らなかったが、国内感染の可能性は否定できず、海外旅行でデング熱に感染した急性期の患者の血液を吸ったヒトスジシマカを介して、感染する可能性は皆無ではないとしている。

 

 ちなみに日本では毎年約250人前後が、海外の流行地域で感染し、デング熱を発症している。

 

 

■感染症の最新情報は感染症マップでご覧いただけます。

 あなたにオススメの記事

メニュー