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チェルノブイリ原発事故を描いた映画「故郷よ」 9日から全国公開

『故郷よ』(C) 2011 Les Films du Poissons 配給: 彩プロ 宣伝:ザジフィルムズ

 1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリの原発事故により、故郷を追われた人たちが抱える悲しみを描いた映画「故郷よ」が、9日から東京や名古屋、大阪などで順次公開される。

 

 この映画は、東日本大震災と東京電力福島第一原発発電所事故が起きた2011年秋の東京国際映画祭で紹介され、「福島での出来事とそっくり」と話題になっていた。 

 映画はフィクションで、チェルノブイリ原発から約3キロのウクライナ・プリチャピが舞台。映画の一部は、現在でも立ち入り制限区域が続く現地でも撮影された。

 

 主人公のアーニャ役を演じた人気女優オルガ・キュリレンコさんはプリチャピの出身で、幼い頃に強制移住をさせられた過去がある。また、監督のミハル・ボガニムさんも、レバノン戦争の影響でイスラエルから強制退避をよぎなくされた経験を持つ。 

 監督は作品で、「幸せに暮らしていた人々のそれまでを、強制的にゼロにするやり方は正しいのか」と問いかけ、同時に「それでも人は幸せな記憶を頼りに生きている姿を描きたかった」という。

 

 公開に先立ち、今年の1月に福島市内で行われた試写会では、「まさに今の自分のことだ」などと、参加者からは共感の声が多く上がったという。

『故郷よ』(C) 2011 Les Films du Poissons

『故郷よ』(C) 2011 Les Films du Poissons

『故郷よ』(C) 2011 Les Films du Poissons

『故郷よ』(C) 2011 Les Films du Poissons

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