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インフル本格化 東京・大阪など16都府県で「流行注意報」

 今年は例年より流行シーズンの到来が遅くなっているインフルエンザだが、ここにきて東京都、神奈川県、兵庫県など一挙に16都府県で「流行注意報」が発令された。

 

 インフルエンザの「流行注意報」の発令基準は、定点あたり患者数が10.0人を超えた場合とされているが、2014年第3週(1月13日〜19日)の定点あたり患者数が、15都県で軒並みこの基準値を超え、注意報が発令されている。

 

 注意報が発令された各都県の定点あたり患者数(都県内平均)は以下のとおり。

 

熊本県 16.03人、滋賀県 14.70人、大阪府 14.23人、山梨県 13.73人、長崎県 13.63人、静岡県 13.59人、高知県 13.44人、徳島県 12.60人、兵庫県 12.39人、東京都 11.20人、神奈川県 11.05人、奈良県 11.00人、山口県 10.96人、茨城県 10.73人、広島県 8.67人 ※、宮城県 5.92人 ※

 

 定点あたり患者数が15都県中最も高い熊本県では、山鹿保健所管内が35.00人、菊地保健所管内が31.25人と、すでに「流行警報レベル(定点あたり患者数30.00人以上)」を超えている。

 

 また東京都で見ると、今シーズンのインフルエンザウイルスの検出状況は、AH3型(A香港型)が42.5%、AH1pdm09(2009年に世界的大流行=パンデミックを起こした新型インフルエンザ)が32.5%、B型が25.0%となっている。

 

 他県でもおおむね、AH3型(A香港型)が最も多く検出されているが、奈良県では24件の検出件数のうち、AH1pdm09が13件(54.2%)となっているなど、今年はAH1pdm09の流行も懸念される。

 

 兵庫県では第3週で、学年閉鎖1校、学級閉鎖40校の合計41校が臨時閉鎖しているなど、集団感染による学級・学年閉鎖も各地で始まっており、インフルエンザはいよいよ流行シーズンが本格化してきている。

 

 なお今シーズンは、すでに愛知県、沖縄県で「流行警報」が発令されており、「流行注意報」が発令されているのは、今回の15都県も含め23都府県にのぼっている。

 

 

※ 広島県では西部東保健所・福山市保健所の管内、宮城県では大崎保健所・石巻保健所の管内で注意報発令基準値の10.00人を超えたことから注意報を発令していることから県内平均値は10.00人を下回っている。

 

 

■インフルエンザの各地の最新情報は感染症マップでごらんいただけます。

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