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山形のタミフル耐性変異インフル 関東地方のテーマパークが感染源?

2009年に世界的大流行(パンデミック)を引き起こした新型インフルエンザA(H1N9)pdm09ウイルスの電子顕微鏡写真(出典: CDC )

 国立感染症研究所は4日、北海道札幌市など5道府県で確認されているタミフルなどの抗ウイルス薬に耐性のある変異インフルエンザウイルスについて、山形県のケースは、関東地方のテーマパークで感染した可能性があることを示唆した。

 

 このウイルスは、今シーズン再び流行の兆しを見せているA(H1N1)pdm09ウイルス(2009年に世界的大流行=パンデミックを引き起こした新型インフルエンザウイルス)の変異株で、抗ウイルス薬 タミフル(オセルタミビル)ラピアクタ(ペラミビル)に対する耐性を獲得している。

 

 今回、タミフル耐性変異ウイルスが検出された山形県の小学生2人は、兄弟がクラスメイトで、うち1人は、発症する1〜2日前に、関東地方のテーマパークに行っており、このテーマパークは海外から訪れる人も多いとのこと。

 

 国内で、A(H1N1)pdm09ウイルスの変異株が確認されたのは、今シーズンが初めてだが、米国やロシアなどではこれまでにも「抗ウイルス剤耐性」を持つ変異ウイルスの検出例が多くあり、同テーマパークに海外からタミフル耐性変異ウイルスが持ち込まれた可能性も否定できない。

 

 同ウイルスは、昨年11月に北海道札幌市で確認されて以来、これまでに今回の山形県のケースのほか、三重県、神奈川県、大阪府の合計5道府県で発症が確認されている。

 

 

■インフルエンザの最新情報は感染症マップでごらんいただけます。

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