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PM2.5大阪・新潟・富山などで初の注意喚起 環境基準値超は全国569カ所

 昨日(25日)午後から急上昇しているPM2.5濃度だが、今日(26日)午後1時現在で、大阪府、新潟県、富山県、山口県中部・東部と香川県に注意喚起(1日平均値が70マイクログラム/㎥を超えると予想される)が、鳥取県と山口県西部・北部、福岡市に注意情報(1日平均値が35マイクログラム/㎥を超えると予想される)が発表され、全国790の測定局のうち7割を超える569カ所で環境基準値超となっている。

 

 大阪府、新潟県、富山県、香川県で注意喚起が発表されるのは、情報提供が開始された昨年以来、初めて。

 

 環境省では、PM2.5について、健康な人でも症状が出るおそれのある注意喚起基準(1日平均値70マイクログラム/㎥超)を超えると予測する場合の「暫定指針値」を「1時間平均値85マイクログラム/㎥」と定めているが、26日午後1時現在の各地のPM2.5測定値は、新潟市江南区で92マイクログラム/㎥、同市東区、新潟県長岡市・佐渡市、山口県岩国市、愛媛県新居浜市で86マイクログラム/㎥となるなど、新潟県を中心に、北陸から中国・四国地方などで暫定指針値を上回る高い濃度を観測している。

 

 また、全国で790カ所あるPM2.5測定局のうち7割を超える569カ所で、1時間平均値が、環境基準値(1日平均値35マイクログラム/㎥)を超えている。

 

 こうしたPM2.5の急上昇について、菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、「昨日から日本各地においてPM2.5の数値が上昇しているということが観測され、本日も高いという報告受けている。政府としては昨年末に専門家による議論の結果を踏まえて、国民への注意喚起の方策等について自治体へ示している。さらには政策パンフレットも取りまとめて自治体等と連携しているので、しっかり対応できるように今後も引き続き取り組んでいきたい」などと述べている。

 

 またこうしたPM2.5濃度の上昇が、中国の大気汚染が原因であることについては、「外交ルートを通じて、環境相同士の会合の中で、日本として(環境改善への)対応をとれる協力は(中国に対して)したいし、今までも何回か会合を開いている」としている。

 

■最新のPM2.5情報は、PM2.5マップでごらんいただけます。

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