防災と災害情報のニュースメディア
  • 事故

米緊急警報システムがサイバー攻撃で「ゾンビ襲来」

 米国のローカルテレビ局「ABC10」(ミシガン州)と同社の姉妹チャンネル「CW5」が、11日夜にハッカーによる攻撃を受け、米国緊急警報システム(EAS)を乗っ取る形でテレビ画面に「ゾンビの襲来」を告げるテロップが流れる事件が発生した。


 同社サイトの発表によると、事件が起きたのは午後8時36分頃(現地時間)。国家レベルの緊急事態を伝える全米のテレビやラジオを対象にした警報配信システムが作動し、画面の下を「dead bodies are rising from their graves.」「attacking the living.」(死体が墓から起き上がり、人々を襲っています)というメッセージが流れた。

 事態に気づいたスタッフが、直ちに両放送をEASから解除。放送画面とウェブサイトで、状況を説明するメッセージを掲載した。同社以外にも、州立北ミシガン大学の放送局WNMU-TV 13やKRTV(モンタナ州)、ゾンビ襲来のテロップが流れたことが分かっている。

 

 EASは、米国連邦緊急事態管理庁(FEMA)と連邦通信委員会が主体となって運用する、国家の非常事態や気象警報や大統領からのメッセージなどを国民に伝える国家レベルの公共警報システム。

 今回はハッカーの流したメッセージが深刻な事態を引き起こすことがなかったが、EASが外部からの侵入に対して脆弱であることが判明して関係者を震撼させている。

 

 あなたにオススメの記事

メニュー