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食品虚偽表示「顧客サービスはき違え」 近鉄グループ調査報告

   近畿日本鉄道は28日、グループのホテルやレストランで発覚した虚偽表示問題について、有識者委員会が「顧客サービスをはき違えていた」などと指摘した調査報告書を公表した。


   近鉄グループでは昨年、ウェスティン都ホテル京都(京都市)やシェラトン都ホテル大阪(大阪市)などで牛脂注入肉を「和牛」と表示したり、ミシュランガイドでも紹介された「万葉若草の宿 三笠」で「大和肉鶏」としながら県外産を使うなど、問題が相次いで発覚。


   これを受け、同グループは11月、弁護士3人からなる有識者委員会を設置していた。


   報告書では、メニュー表示のチェック体制や、食材に関する知識不足、職業意識の低さを指摘。「見た目の印象がいいからと安易に表記と違う食材を使うなど、顧客サービスをはき違えている事例があった」などと批判した。


   原因としては、調理担当者の長期にわたる固定化などを挙げた。一方で、利益目的の偽装はなかったとした。


   近鉄グループは報告書を受け、「なお一層の再発防止体制の強化を図る」とし、グループ横断的な新組織「食品表示管理委員会」を発足させ、グループ各社に総括責任者を置いてメニュー表示の運用状況を確認するとしている。

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