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ミツバチ捕食、人を攻撃…危険な外来スズメバチが対馬に定着

ツマアカスズメバチ(上)。養蜂への影響も心配される(上野准教授ウェブサイトより)

   ミツバチを捕食したり、人間を執拗に攻撃したりする危険な外来種「ツマアカスズメバチ」が、長崎県の対馬に侵入し、定着していることが九州大などの調査でわかった。


   ツマアカスズメバチは最大で体長3センチほどになる中国原産のスズメバチの一種。一度巣を刺激すると執拗に追いかけてきて、台湾やマレーシアでは刺傷による死者も出ているという。ミツバチやトンボを捕食し、生態系への影響も懸念される。


   これまで、対馬には2012年に侵入が確認されたが、九州大の上野高敏准教授によると、昨年9月の現地調査で対馬北部から中部の広い範囲で活動し、定着していることがわかった。韓国に侵入し、爆発的に増えた種と同じタイプだという。


   ツマアカスズメバチは拡散のスピードが非常に早く、ヨーロッパでは1年間で100キロも広がったケースもある。上野准教授は「九州本土から日本各地へ拡散するリスクがある。対馬から根絶できるかどうか、ここ1〜2年が勝負になる」と指摘している。

 

 

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