防災と災害情報のニュースメディア
  • 東日本大震災

ベルリン国際映画祭で、震災映画「先祖になる」が特別表彰

 世界三大映画祭のひとつ、第63回ベルリン国際映画祭の授賞式が16日に行われ、東日本大震災で半壊した自宅の再建に孤軍奮闘する77歳の“ガンコ親父”の姿を追ったドキュメンタリー映画「先祖になる」(池谷薫監督)が、本賞とは別にキリスト教関係の審査員が選出する「エキュメニカル賞」の次点にあたる特別表彰を受けた。

 

 映画は、2011年3月11日に大津波に自宅を流され、消防団員だった息子を亡くした陸前高田市の佐藤直志さんの姿を1年半にわたって追った内容。震災直後から米作りの再開を決心し、あくまでも元あった場所に家を建てようとする佐藤さんの強い信念が、周囲の人たちの気持ちの変化を呼び覚ましていく。

 

 14日夜の上映では、800人を超える観客で会場は満席となり、上映後にはエンドロールと共にわき起こった拍手が、数分間鳴り止まなかったという。

 

 映画「先祖になる」は、国内でも16日から東京・渋谷で上映が始まっており、今後、東北や関東、西日本の各地でも順次上映される。

 

 

 あなたにオススメの記事

メニュー