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大阪市長選 橋下氏再選も投票率は過去最低23.59% 無効票は最多

   大阪市長選は23日に投開票され、前職の橋下徹氏(44)=「大阪維新の会」公認=が再選を果たした。ただ、投票率は過去最低の23.59%と低迷するなど選挙への関心の薄さはぬぐえず、「民意」を背景に「大阪都構想」を推し進めようという橋下氏の思惑は”空回り”に終わった印象だ。


   橋下氏は、大阪府と大阪市を統合・再編する「大阪都構想」について、制度設計を話し合う協議会が他党の反対で進展しないことに対し、「民意を問う」として先月、辞職を表明。都構想が「ダメなら落としてほしい」と挑発し、「夏までに都構想の設計図を作る」と宣言した。


   これに対し、主要政党は「選挙に大義がない」と反発。自民、民主、公明に続いて共産も候補擁立を見送る異例の展開になった。


   結局、市長選には橋下氏の他、いずれも新人の二野宮茂雄氏(37)、マック赤坂氏(65)、藤島利久氏(51)が出馬。しかし、論戦の低調は否めず、投票率は前回(60.92%)から大幅に落ち込んだ。


   一方で、無効票は全体の1割強を占める6万7506票(うち白票4万5098票)と過去最多に。橋下氏は新人3人を圧倒する約38万票を得たが、有権者全体に占める得票の割合は前回の35.67%から17.85%に下落している。

 

   23日夜、橋下氏は報道陣が待つ党本部にも姿を見せなかったという。対立候補不在、低い投票率と異例づくしだった出直し市長選は、当選の「バンザイ」もなく幕を下ろした。

 

 

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