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カナダの重体男性 検査でエボラ出血熱 陰性と判明

エボラ出血熱ウイルスの電子顕微鏡写真(出典: CDC)

 カナダ放送協会(CBC)電子版は26日、西アフリカ・リベリアからカナダに帰国後、重体となってエボラ出血熱感染を疑われている男性について、研究機関での検査の結果、陰性と判明したと報じた。

 

 この男性は、カナダ中部サスカチワン州に住む地質技術者で、すでにエボラ出血熱の感染地域と見られているリベリアから帰国後、発症し、現在は隔離病棟に入っているが重体となっている。

 

 この男性の検査結果について、世界保健機関(WHO)も、エボラ出血熱、マールブルグ病、ラッサ熱などの感染症の可能性は除外されたとしているが、現在も男性の病名について特定できず、同州保健衛生当局は、マラリアや寄生虫症の可能性を視野に検査を進めているとのこと。

 

 西アフリカ・ギニアでのエボラ出血熱流行は、2月初めからの死者が少なくとも59人に達しており、感染地域も隣国シエラレオネに広がっている疑いが持たれていることから、今回、ついに北米大陸に「飛び火」した可能性があると懸念されていた。

 

 また仏パスツール研究所は、ギニアでのエボラ出血熱ウイルスは、遺伝子解析の結果、2007年にコンゴ共和国で流行し、187人が死亡した致死率の高い「ザイール型ウイルス」と一致しているとの見解を発表している。

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