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低高層を問わない制震システムを開発 清水建設

シミズハイブリッド集中制震システム

 清水建設は18日、以前から同社が手がけていた『シミズハイブリッド集中制震システム』の“中間階適用バージョン”を開発したと発表した。東日本大震災以来、制震システムの注目度は上がっており、今後は10~20階建てのビルで広く普及させていく狙い。

 

 制震システムとは、建物に加えられる圧力を『ダンパー』と呼ばれる装置で吸収し、揺れを軽減する仕組み。これまで10~20階のビルでは低層階にオープンスペースの必要なテナントが多く、装置の大きな同システムは配置されにくい事情があった。

 

 そこで清水建設では日本大学などの協力を得て、同社の制震システムを建物の中間階に設置できるように開発。具体的には、中間階の架構剛性(床や屋根などを支える柱や梁の強度)を抑え、地震が来たときは3種類の制震装置で揺れを吸収する一方、普段は鋼材ダンパーで建物の強度を保っておけるようにした。

 

 新築や改修だけでなく、低高層にも対応しており、従来のダンパーに比べて配置数が3~4割削減できるという。

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