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新型鳥インフル 昨年2月以降に中国中心に感染400例

鳥インフルエンザ(H7N9型)ウイルスの電子顕微鏡写真=国立感染症研究所HPより

   中国本土を中心とする新型鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染者が昨年2月以降、計400例に上ることが、国立感染症研究所のまとめでわかった。うち122例が死亡しているという。


   同研究所によると、症例は生後5ヶ月から91歳までと幅広く、平均年齢は58歳。女性より男性の方が多く、約7割を占める。


   発生地域は中国に集中しており、今月27日現在、浙江省138例、広東省94例、上海市と江蘇省でそれぞれ42例など、2市13省で390例となっている。台湾(2例)や香港(7例)、マレーシア(1例)でも報告はあるが、すべて発症の数日前に中国本土に滞在していたことが確認されているという。


   感染者はほとんどのケースで家禽(家畜として飼育されている鳥類)と接触歴があり、杭州市などでは都市部で家禽市場を閉鎖したところ、感染者数が急速に減少。家禽が感染源である可能性は高いが、まだ結論は出ていない。


   なお、現時点で人から人への感染は限定的となっているものの、同研究所は「ウイルスが哺乳類への適応性を高めており、さらに遺伝子変異が生じてパンデミック(世界的大流行)を起こす可能性は否定できない」としている。

   

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