防災と災害情報のニュースメディア
  • FUKUSHIMA

福島第一 雨で汚染水タンクの堰から水が漏えい 排出基準超も

   東京電力は4日、3日夜からの大雨の影響で、福島第一原発の汚染水を貯蔵するタンクを囲む2ヶ所の堰(せき)から水があふれたと発表した。漏えいは止まったが、一部は排出基準を超える濃度の放射性物質が含まれていたという。


   東電によると、1号機の山側にあるタンクでは雨に伴って堰内の水位が上昇。別のタンク3基に水を移送していたが、降雨量の増加に間に合わず、4日午前5時半ごろ、堰から水があふれているのが見つかった。


   移送先のタンクの水を簡易測定したところ、1リットルあたり最大でセシウム137が39ベクレル(排出基準15ベクレル未満)、セシウム134が25ベクレル(同25ベクレル)、ストロンチウム90が10ベクレル(同10ベクレル)検出されたという。


   また、4号機の南側にあるタンクでも堰から水が漏えい。この堰では漏えいを防ぐため、堰を二重にする工事を進めていたが、高さ25センチの内側の堰を超え、施工中の外側の堰の下部から染み出した。放射性物質は検出限界値未満で、雨水とみられる。


   福島県内では4日朝にかけ、各地で24時間に100ミリを超える雨量が観測されている。

   

 あなたにオススメの記事

メニュー