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野生カメの6割は外来種 在来のイシガメは12%に

野生のカメで最も多かったミシシッピアカミミガメ(日本自然保護協会HPより)

   日本に住む野生のカメのうち6割超を外来種のミシシッピアカミミガメが占めるとの調査結果を、日本自然保護協会が公表した。


   調査は昨年6〜10月、有志の参加者約3500人から河川や沼地などに生息する野生のカメの記録写真を送ってもらう形で実施し、全国1456地点の5056匹のカメの種類を分析した。


   その結果、最も多かったのは外来種のミシシッピアカミミガメで3200匹を超え、64%を占めていた。クサガメが16%(793匹)で続き、在来種のニホンイシガメは12%(580匹)だった。

 

   また、国の天然記念物のリュウキュウヤマガメなどの希少なカメの情報も合計13件寄せられた一方、危険なホクベイカミツキガメが関東地方で確認されるなど、交雑や遺伝子汚染が心配される種の報告もあったという。


   同協会は、外来種が野生化した原因について、「ペットのカメを無責任に野外に捨てたため」と指摘。環境省に終生飼養を啓発するよう求めるとともに、年間約20万匹輸入されているミシシッピアカミミガメを「特定外来生物」に指定して輸入を禁止することも有効だと提言している。

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