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地下水くみ上げ井戸で基準超のトリチウム 福島第一

   福島第一原発の地下水を汚染前にくみ上げ、海に放出する「地下水バイパス」計画で、東京電力は17日、くみ上げ用の井戸から初めて基準を超える放射性トリチウムが検出されたと発表した。


   「地下水バイパス」計画は、建屋の山側に12本の井戸を掘り、地下水が建屋の地下に流れ込んで汚染される前にくみ上げ、東電の定める基準を下回っていることを確認した上で海に放出するというもの。


   くみ上げは9日に始まったが、最も南側にある「No.12」で15日に採取した水から、1リットルあたり1600ベクレルの放射性トリチウムが検出された。海への放出する基準は同1500ベクレルで、東電はこの井戸からのくみ上げを一時停止した。


   この井戸は昨年8月に汚染水が漏れたタンクから約130メートル東にあり、土壌にしみ込んだ放射性物質が地下水に混じっている可能性があるという。


   東電は、この井戸からくみ上げた地下水を保管しているタンクで放射性物質の濃度を再分析する方針。他の11本の井戸ではくみ上げを継続しており、計画自体に大きな支障はないとしている。

   

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