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日本版シェイクアウト 今年中に参加者100万人超える見通し

 米国発で日本に導入されて1年ほどの防災訓練「シェイクアウト」の参加者が、今年に入り増えている。シェイクアウト会議事務局によると、今年は、参加者が100万人を一気に超えそうだという。

 

 シェイクアウトは、98年に米国の防災関係者らのアイデアでスタートし、様々なシナリオに基づき、それぞれの場所で、同時に訓練を行う。訓練の内容は、揺れを感じたら、「姿勢を低く」「体・頭を保護する」「収まるまでじっとしている」という基本的な安全行動を一斉にとる。


 日本では、12年3月に千代田区が初めて開催。8月には北海道、9月には埼玉県が行うなど、全国の各地の道県や自治体に広がった。このほかにも様々な団体に広がり、昨年だけでも15万8千人あまりが参加した。大震災のメモリアルデーに合わせて行われることが多く、今年の3月10日と11日の両日だけでも6カ所での実施が予定され、5万人近くの参加者が見込まれている。

 兵庫県尼崎市にあるショッピングセンターのココエでは、10日に訓練を行う。実施時刻は、日曜日の午後3時という最も混雑が予想されそうなタイミングだ。また、京都市も11日に予定しており、たまたま同市を訪れている観光客も訓練に参加することになる。


 シェイクアウト提唱会議の事務局長の沢野次郎さんは、急速に広まっているシェイクアウトについて、「自治体主導や自主防災組織の実施だけでなく、買い物客や観光客など、偶然居合わせた不特定多数の人を一緒に巻き込む新しい展開が生まれている。今年は神奈川県など大規模都市圏での実施が予定されているので、参加者が100万人を超えそうだ」と話す。

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