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災害時は「00000JAPAN」へ接続 公衆無線LANを開放

   NTTドコモやソフトバンク、KDDIなどで構成する「無線LANビジネス推進連絡会」は、大規模な災害が起きた際の通信手段として、公衆無線LANサービスを無料で開放するガイドラインを策定した。


   2011年の東日本大震災では、被災地の携帯電話網が長期間にわたって断絶。災害時の通信を確保するため、同連絡会は公衆無線LANの活用を検討し、昨年9月には岩手県釜石市で実証実験を行なった。


   その知見を元に、ガイドラインを策定。災害時専用の統一SSID「00000JAPAN(ファイブ・ゼロ・ジャパン)」を設け、大災害が発生したら契約がなくてもこの統一SSIDで無線LANを使えるよう定めた。


   ゼロを5つ並べたのは、通信端末でWiFiスポットを探した時に見つけやすいよう、上位に表示される工夫という。


   無料開放が実施される災害の規模については、「携帯インフラが広範囲に被害を受け、携帯電話やスマートフォンが利用できない状態が長時間継続する恐れがある場合」と設定。開始する目安としては、生存確率が高いとされる「災害から72時間」としている。


   いつから無料開放が提供できるようになるかはまだ確定していないが、同連絡会は2015年3月に仙台市で行なわれる「国連防災世界会議」で「災害用統一SSIDによる無料開放を実施する」としている。

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