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秒速670キロで噴き出すプラズマ NASA衛星が初観測

アイリスがとらえたコロナ質量放出。画像の横幅は地球7.5個分にあたるという (出典:NASA/LMSAL/IRIS/SDO/Goddard)

   米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星「アイリス」が、太陽の表面から大量の物質が宇宙空間に飛び出す現象「コロナ質量放出(CME)」を初めて詳細にとらえることに成功した。


   アイリスは昨年6月に打ち上げられた最新の太陽観測衛星で、太陽の表面領域に狙いを定め、CMEの基層にある摂氏約3万度の物質を観測するのが主な役割だ。


   ただ、観測する領域は一定ではなく、前もって決定した領域で太陽フレア(巨大な爆発現象)やCMEが実際に起こるかどうかは運任せなところがある。


   今回、アイリスが初めてとらえたCMEは5月9日に起きたもので、太陽の表面から大量の高エネルギー粒子が秒速670キロもの高速で噴き出される様子が鮮明にわかる。その大きさは地球を丸ごと飲み込んでしまうほどだ。


   NASAの研究チームは「初めてアイリスがCMEをとらえ、とても興奮している」とコメント。ホームページではCMEの動画も公開している。

 

 

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