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福島第一 1号機のカバーを7月から解体 2017年度に核燃料搬出

カバーで覆われた福島第一原発1号機(東京電力提供)

   東京電力は、水素爆発によって大破した福島第一原発1号機について、7月初旬から原子炉建屋カバーの解体作業を始めると明らかにした。がれきを取り除いた上で3年以内に核燃料の搬出に着手する計画という。


   1号機は2011年3月の東日本大震災に伴う事故で、建屋の骨組みがむき出しになるほど激しく破損。東電は同年10月、放射性物質の放出を防ぐため、鉄骨に樹脂を張ったパネルを組み合わせたカバーで建屋を覆った。


   当初は昨年度に解体する予定だったが、がれきを撤去するための遠隔操作クレーンが故障するなどして延期。ようやく着手する解体作業では、まず放射性物質の飛散を抑える薬剤を建屋内部に散布し、ほこりなどを除去してからカバーを撤去する。


   カバーを外した状態での放射線量について、東電は「周辺への影響は少ない」としている。


   今年度内にカバーを解体した後はがれきを撤去し、建屋の上部にクレーンを設置。2017年度には建屋内の燃料プールから燃料の取り出しを始める計画という。

 

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