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”空飛ぶ円盤”ハワイ沖に落ちる NASAが着陸装置の飛行実験

回収船で海から引き上げられるLDSD (Credit: NASA/JPL-Caltech)

   米航空宇宙局(NASA)は28日、火星有人探査計画の一環として、ハワイ沖で”空飛ぶ円盤”に似た着陸装置「LDSD(低密度超音速減速機)」の初めての飛行実験を行なった。


   LDSDは直径約5メートルの円盤状の装置で、火星など大気の薄い惑星に有人宇宙船や探査機を安全に着陸させるための技術として、NASAが開発を進めている。


   初の飛行実験はハワイ州カウアイ島で実施。28日朝に米海軍基地から気球で上空約37キロに引き上げられ、さらにロケット噴射で約54キロまで上昇。その後、上空でドーナツ型のエアクッションを膨らませて空気抵抗で減速し、降下を始めた。


   計画では、最後に超音速のパラシュートを開いて緩やかに着水するはずだったが、パラシュートは正常に開かず太平洋上に落下した。


   今回の実験について、NASAは「LDSDはよく飛び、エアクッションは完璧に展開された」と評価。今後、データを詳しく解析するとしている。

   

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