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なぜ体内時計は24時間? メカニズムを山口大などが解明

 睡眠や覚醒などのリズムをつくる体内時計の周期が、細胞内にある「ピリオド」というタンパク質の働きで約24時間に調整されていることを、山口大と佐賀大の研究グループが突き止めた。


 体内時計についてはこれまで、細胞内の遺伝子の働きを活性化するタンパク質と抑制するタンパク質があり、交互に作用することでリズムが生み出されるとわかっていた。


 しかし、抑制タンパク質が即座に働いてしまうと、24時間という長い周期にはならないため、研究グループは周期を延ばしている要因があるとみて、時計遺伝子が設計するタンパク質「ピリオド」に着目。


  「ピリオド」は1997年に東大が発見したタンパク質で、体内時計が正常に機能するために必須の部品とされており、研究グループがマウスの細胞を使った実験を行なったところ、「ピリオド」が抑制タンパク質の働きを一時的に無力化し、時間のずれを生じさせていることがわかった。


 成果は5月、米科学誌「セル・リポーツ」電子版に掲載されたという。

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