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O157が首都圏で急増 埼玉で昨年の3.6倍に

東京都の腸管出血性大腸菌感染症の患者数の推移。赤い線が2014年(都感染症情報センターHPより)

   O157などの腸管出血性大腸菌感染症の患者が首都圏で急増していることが、国立感染症研究所や各自治体のまとめでわかった。6月29日までの累計患者数は東京都で昨年同時期の倍近く、埼玉県で約3.6倍に達しているという。


   東京都によると、都内で週ごとに集計されている患者数はおおむね一桁で推移していたが、6月中旬から急増。第25週(6月16〜22日)は17人、第26週(6月23〜29日)は20人と増え、1月からの累計は106人と、昨年同時期の55人を大きく上回っている。


   また、埼玉県でも同様に、第25週は16人、第26週は28人と患者数が増え、累計は昨年同時期の21人に対し、すでに75人となっている。神奈川県では、約3.3倍にあたる累計67人だ。


   ただ、全国的にみると、中部や関西、九州などでは例年並みか減少傾向にあり、特定の地域に同じ株の菌が広がっている可能性もある。


   国立感染症研究所によると、腸管出血性大腸菌感染症の流行のピークは初夏から初秋で、特に「重い合併症のリスクが高い乳幼児や高齢者は注意を」と呼びかけている。

 

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