防災と災害情報のニュースメディア
  • 防災知識

7日から新津波警報に切り替え 緊急性伝わる情報に 気象庁

津波警報・注意報の分類と、とるべき対応(気象庁「津波警報が変わります」リーフレット)

 気象庁は7日正午から、津波が予想される際に発表する津波警報を新たな内容に切り替えた。


 M8.0を超えるような巨大地震の場合、津波の高さを予想する基準となる「地震の規模」を正確に判定するには時間がかかり、津波の規模が実際より小さく予想されることもある。


 新方式では、このような現在の判定技術の限界を補う形で、予想海域での「最大級」の津波を想定。M8.0を超える大地震が発生した場合、第1報では予想される津波の高さを数字で示すのではなく、「巨大」「高い」といった感覚的な言葉を使って非常事態を伝える。

 

 観測結果などから地震の規模の詳細が判明し、精度の高い値が求められたら、予想される津波の高さを5段階で発表する。これまで8段階だったものを整理した。数値は幅を持たせて発表し、例えば大津波警報を出す基準となる3~5メートルの津波が予想された場合、発表は「予想される津波の高さは5メートル」となる。

 

 さらに、津波は何度も繰り返し襲ってきて、あとから来る津波の方が高くなる場合もあるため、実際に津波が観測されている間は、あえて詳細な高さを示さずに「観測中」とだけ発表することもあるとしている。

 

 今回これだけの改善を図っても、現実的には警報や注意報の発表には地震発生から2~3分はかかる。もし沿岸部で強い揺れを感じたら、警報や注意報の発表を待つことなく、即座に避難することが必要となる。

 あなたにオススメの記事

メニュー