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福島県外で子どもの甲状腺検査 速報値を発表 環境省

 環境省は、福島原発事故による子どもへの被曝影響を比較調査するため、福島県外の3才~18才を対象に甲状腺検査を実施。その結果、56.6%に小さなしこりや嚢胞(のうほう)が見つかったとの速報値を8日に発表した。福島県内で行われている同検査よりもやや高い数値となった。

 

 今回発表された速報値は弘前市、甲府市、長崎市の子どもたち約4,500人に甲状腺超音波検査を行った数値。福島県の県民健康管理調査での検査と同様の水準で実施されており、その結果、5mm以下のしこりや20mm以下の嚢胞が見つかったのは56.6%となった。

 

 福島県では、原発事故以来、0才から18才までの子ども約13万3千人に甲状腺検査を実施しているが、今年1月21日の集計までに5mm以下のしこりや20mm以下の嚢胞が見つかっていたのは約41.2%と、今回県外の3市で出た数値をやや下回る。現時点での数値だけを見ると、原発事故のあった同県だけが特に多いわけではないという結果になった。

 

 環境省では、3月下旬に詳細な調査結果を公表する予定。

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