防災と災害情報のニュースメディア
  • 事故

相次ぐ事故…機械式立体駐車場に「法整備を」 消費者庁委員会

   マンションなどの機械式立体駐車場で相次ぐ事故に対し、消費者庁の安全調査委員会は18日、報告書をまとめ、国土交通省に安全強化に向けた法整備を急ぐよう求めた。


   車を停める台が昇降したり、エレベーター式で入れ替わったりする機械式の立体駐車場は、大規模商業施設だけでなく、1980年代以降はマンションでも増え、2013年度末の時点で全国に累計約54万基(車約287万台分)設置されている。


   省スペースで便利な反面、事故も頻発しており、同委員会によると、2007年度以降、少なくとも全国で26件あり、子供3人を含む10人が死亡。同委員会が6つの事例を調査したところ、4件の死亡事故では、台が回転したり昇降する際に子供が壁との間に挟まれるケースが目立ったという。


   同委員会は報告書で、現行の駐車場はドライバー以外が立ち入らないことを前提に設計し、「幼児も連れて入らざるをえないなど実際の利用環境を十分に考慮したとは言いがたく、重大なリスクを伴っている」と指摘。


   安全柵や人感センサー、非常停止ボタンがないなど安全対策に遅れがあるとし、国交省に新たな法規制を求め、安全基準の見直しや利用者への情報提供の仕組みは年度内に検討するよう促した。

   

 あなたにオススメの記事

メニュー