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エボラ出血熱4ヶ国に拡大 米国は渡航自粛を勧告

エボラ出血熱ウイルスの電子顕微鏡写真(出典:CDC)

   西アフリカでのエボラ出血熱の流行拡大を受け、米疾病対策センター(CDC)は31日、米国居住者に流行地域への渡航自粛を勧告した。世界保健機関(WHO)によると、エボラ出血熱は4ヶ国に広がり、死者は700人を超えたという。


   CDCによる勧告は、3段階のうち最も高い「レベル3」。2003年に新型肺炎(SARS)が流行した際にも出されたもので、健康上のリスクが高い場合に出される異例の措置だ。


   エボラ出血熱は2月にギニアで報告されて以来、拡大の一途を辿っており、25日にはナイジェリアの最大都市ラゴスでもリベリア人男性がエボラ出血熱で死亡し、死者が確認された国はギニア、リベリア、シエラレオネに加えて4ヶ国になった。


   WHOによると、24〜27日だけで新たに122人の感染者が見つかっており、31日までに確認された感染者は計1323人。死者は計729人で、最も多いのはギニアの339人。シエラレオネでも233人、リベリアでも156人を数えている。

 

 ”過去最悪”の感染拡大を食い止めるため、リベリア政府は国境の大部分を封鎖する措置を決定。

 

   また、WHOはギニア、シエラレオネ、リベリアと共同で1億ドル(約103億円)の対策費を投じる「エボラ出血熱アウトブレイク対応計画(The Ebola Virus Disease Outbreak Response Plan)」を策定。人員を増強し、早期発見や治療、拡大を防ぐために隔離措置なども検討している。 

 

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