防災と災害情報のニュースメディア
  • 生活情報

生活保護の実態調査 不正受給の9億4000万円を回収断念

公開された調査報告書の一部/総務省HPより引用

 総務省が1日に発表した生活保護に関する実態調査によると、2010年~2013年の3年間で確認された不正受給57.8億円のうち、回収できたのは14.1億円(24%)で、9億4000万円は回収を断念して不納欠損処理されていたことが明らかになった。

 

 この調査は22都道府県102福祉事務所で実施されたもので、生活保護の現状や動向、生活保護行政の実態等を調べたもの。

 

 回収不能金額以外にも、たとえば、不正受給の疑義が発生してから保護費が減額されるまでどれだけの期間を要したか、という調査も行われており、それによると1ヶ月以上かかるケースが1506件のうち1043件(69%)にのぼり、6ヶ月以上は201件(13%)、1年以上は32件(2.1%)に達していた。

 

 こうした調査結果を受けて、総務省では厚生労働省に対し、生活保護費の不正受給が発覚したら迅速に対策をとるよう勧告を行っている。

 あなたにオススメの記事

メニュー