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ビッグデータで東日本大震災を振り返る ヤフーがレポート公開

サービス別にみた震災前後のPVの推移:Yahoo! JAPANビッグデータレポートより

 ヤフーはYahoo! JAPAN内に蓄積された膨大なデータを分析する特集サイト「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」を公開し、第一弾として検索ワードやアクセス状況などから東日本大震災を振り返るレポートを発表した。

 

 レポートによると、震災前後で最も顕著な変化があったのはページビュー(PV)の推移だ。岩手、宮城、福島、茨城の被災4県からのアクセスは2011年3月11日を境に半減。2週間経っても震災前の水準に戻らなかった。一方、関東圏では12日からアクセスが急増し、震災前の1~2割増しに。原発事故や計画停電の情報を多くの人が求めたためとみられる。

 

 サービス別にみると、全国的にYahoo! JAPANトップページやニュース、地図系のPVが大幅に伸び、ニュース系は最大で震災前週の2.2倍に達した。宮城をのぞく被災県も同じ傾向にあり、被災者がネットを通じて積極的に情報を集めていたことがうかがえる。逆に、ショッピングやオークション系は震災後10日間ほどは前週を2割も下回る日が続いた。

 

 ネットを見る手段として、最も利用されたのはスマートフォンだ。通常の携帯電話やパソコンを大きく上回った。被災県の中で特にPVの回復が遅かった宮城でも、スマホだけは3月15日に震災前の水準に戻ったという。電波さえ入ればどこでもパソコンに近い形で情報を得られるスマホが災害時、いかに力を発揮するかを裏付けるデータと言える。

 

 同サイトでは今後も、定期的にビッグデータを活用したさまざまなレポートを公開していくという。

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