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がんや認知症の発見を血液検査で素早く簡単に

プロジェクト名は「体液中マイクロRNA測定技術基盤開発」/NEDO公式HPより引用

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は18日、血液中の遺伝物質を測定することにより、13種類のがん疾患や認知症を1回の採血で簡単に診断できるシステム開発に着手すると発表した。

 

 事業は2014年度から2018年度までの5年間を予定。東レなどの民間企業も参加し、官民一体となって約79億円の予算で進められていく。

 

 NEDOによると、国立がん研究センターや国立長寿医療研究センターには数十万検体の血清があり、その中から13種類のがんや認知症の検体を5000ずつ取り出し、遺伝物質「マイクロRNA」を測定。

 

 マイクロRNAとは血液や唾液、尿などの体液に含まれる小さなRNAのことで、がん患者の血液中では種類や量が変動することが明らかになっており、そのパターンを研究することで、がんの種類を特定できるシステムを開発する。

 

 成功すれば、医療現場で簡単に検査できるようになり、日本人に多い胃がんや食道がん、肺がん、肝臓がんなど13種類のがんや認知症も以前と比べて短時間で判明。患者に負担のない検査で進められるメリットもあり、NEDOでは「新しい医療産業の育成につながることを期待し(中略)世界に先駆け実用化を目指します」としている。

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