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宇宙最初の星は太陽の140倍も大きかった…天文台が痕跡発見

巨大な「初代星」の爆発の想像図(出典:国立天文台)

   宇宙で最初に生まれた星の中に、太陽の140倍を超える巨大な質量の星があったことを示す痕跡を、国立天文台などの国際研究チームが発見した。


   国立天文台によると、米ハワイ島にあるすばる望遠鏡で天の川銀河の初期にできたとみられる星を調査していたところ、くじら座の方向に約1000光年離れた星において鉄以外の元素の組成が極端に少ないことが判明。


   太陽の100倍以上のような巨大な星が最期を迎える超新星爆発では鉄が大量に放出されるため、この星は「ビッグバン」後に誕生した巨大な「初代星」から生まれた”第二世代”と考えられるという。


   宇宙初期に巨大な星が存在したことは理論的に予想されていたが、観測で証拠が見つかったのは初めて。星や銀河の形成過程を知る手がかりとなり、国立天文台の青木和光准教授は「初代星の中にどの程度の割合で巨大な質量の星が存在したのか明らかにすることが重要」と話している。


   また、もし巨大な星が多数存在すると、まもなく建設が始まる次世代超大型望遠鏡「TMT」で直接観測できる可能性もあるという。

   

 

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